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こいのぼり

節句の行事は平安時代からとされているが、もともと武家には端午の結句に向けて玄関に幟(のぼり)や旗指物を飾る風習があった。
端午の節句には厄払いに菖蒲を用いることから、別名「菖蒲の節句」と呼ばれ、武家では菖蒲と「尚武」と結びつけて男児の立身出世・武運長久を祈る年中行事となった。
江戸時代中期になると商人がこの風習を行うようになり、ある町人が幟の竿頭の招代(おぎしろ)と呼ばれる小旗のようなものを中国の登龍門の故事から鯉を象ったものにかえて掲げたところ、それが広まり次第に大型化したものが鯉のぼりとされている。
※出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/こいのぼり